著者情報
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ITライター・エディター。モバイル業界を中心に取材し、IoTやロボットなどを含め、多岐にわたるテーマの記事を雑誌やWebメディアで執筆。雑誌・ムックの編集にも携わる。
執筆記事
2022/06/20
SNSに「わかってるじゃん」の声 Wacom Cintiq Pro 16で見直されたものづくりの姿勢と開発の裏側とは
イラストの制作はもちろん、さまざまなクリエイティブソフトを扱ううえで欠かせない液晶ペンタブレット。市場に多くの製品があるなか取りあげたいのは、2021年11月に発売されたワコムの「Wacom Cintiq Pro 16」だ。プロからハイアマチュアをターゲットにした同製品では、ユーザーからのフィードバックを反映した製品開発が実践されており、開発体制そのものが見直されたという裏側のストーリーも興味深い。今回は、プロダクトマーケティングマネージャーの立場で、同製品の開発に携わった同社の小幡幸結さんに...
2022/05/11
美術館の新たなビジネスモデル確立を目指して NFT鳴門美術館の代表理事に聞く、NFTアートの可能性とは
2022年3月1日、徳島県鳴門市にNFTアートを展示する美術館「NFT鳴門美術館」が、一般公開を開始。オープン日には「竜とそばかすの姫」×「アンリアレイジ」コラボ衣装&デジタルデータ(NFT)や、ヒロ・ヤマガタ氏制作の原画コレクション&車などが展示されたことでも話題を集めた。同館の特徴は、デジタルアート作品を展示するだけでなく、NFTの発行や販売などにも取り組むこと。つまり、“美術館”として既存の収益構造からの転換を目指しているとも言えるだろう。今回は代表理事である山口大世氏にインタビューを実...
2022/04/18
ユーザーの知識や経験にあわせた機能を用意 クラウドベースのウェブ制作プラットフォーム「Wix」とは
ソースコードを書くことなく、またはできる限り記述しない形でウェブサイトやアプリケーションを開発することができる「ノーコード」、「ローコード」のサービスが注目を集めている。なかでも2006年にイスラエルで設立以降、ユーザーのウェブサイト制作を一貫してサポートしてきたのが「Wix.com(以下、Wix)」だ。現在のユーザー数は、グローバルで2億2,000万人、日本国内では300万人にのぼる。今回は、マイクロソフトやEvernoteでの勤務を経て、2019年1月にWix.comの日本法人代表に就任し...
2022/03/22
なぜメタバースではUXがとくに大切なのか――ambrの西村さんが考える変化とその未来
2021年末ごろから「メタバース」というキーワードとともに、VRの注目度も急上昇した。「バーチャルSNS」や「VR SNS」とも呼ばれるサービスが一般化していくなかで、クリエイターは3Dの世界とどのように向き合っていけば良いのか、その方法を模索している人も多いかもしれない。今回は、法人向けメタバース構築プロダクト「xambr(クロスアンバー)」によって「TOKYO GAME SHOW VR 2021」や「マジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展」を手掛けたambrのCEO・西村拓也さん...
2021/12/03
メタバースで何が変わるのか その正体と本質をThirdverseの國光さんに聞く
2021年10月末にFacebookが社名を「Meta(メタ)」へと変更することが大きな話題となり、一気にトレンドワードとなった「メタバース」。だがその実態はというと、さまざまな解釈がなされていることもあり、いまだイメージがしづらい人もいるのではないだろうか。そもそもメタバースとはなにか。何がその本質で、これからどのような変化がもたらされるのか――。2015年からVRに携わり、現在はThirdverseのCEOとして「VR×メタバース」の実現を目指している國光宏尚さんに、それらの疑問をぶつけて...
2021/11/25
AIを活用し作業時短を実現!? Adobe MAX 2021の「MAX Sneaks」で紹介された開発中の先進技術
アドビは2021年10月にオンラインクリエイティブイベント「Adobe MAX 2021」を開催。今年も現在開発中である有力な先進技術が紹介される「MAX Sneaks (マックス スニークス)」が盛り上がった。これらの技術がどのバージョンで正式に製品へ搭載されるかはわからないものの、AIのパワーを活用し、さまざまなAdobe Creative Cloud関連プロダクトで作業時短を実現していくプレビューの様子が紹介された。本記事では、今年のSneaksで紹介された9つのプレビューについて振り返...
2021/11/05
[後編]ブランドがTikTokで成功するための4つの秘訣とは TikTok Worldレポート
TikTokは、同社初となるグローバルオンラインイベント「TikTok World」を開催した。本イベントでは、広告プロダクト、パートナーソリューション、2022年プロダクトビジョンなどについて紹介された。本記事では、ブランドがTikTokで活用すべき施策の紹介、TikTokのコンテンツを作るコツ、TikTokにおけるサウンドの重要性などについて紹介する。
2021/11/04
[前編]TikTokが広告機能強化やショッピング機能の実装へ 初となる「TikTok World」開催レポート
TikTokは、同社初となるグローバルオンラインイベント「TikTok World」を開催した。本イベントでは、広告プロダクト、パートナーソリューション、2022年プロダクトビジョンなどについて紹介された。本記事では、同イベントで紹介された内容について紹介する。
2021/10/11
ソフトの進化とコロナ禍によってなにが変わったのか 実写VR制作現場のリアルをコンセント・渡邊課に聞く
デザイン会社・コンセントで、実写VR映像制作を中心に、視聴者に没入感を伴った映像体験の企画・撮影・制作を手がける渡邊課。課長をつとめる渡邊さんは、没入感をともなった映像体験を視聴者に届けるべく、その企画から撮影、制作を担っている。2014年ごろからVRを手掛けるようになった渡邊さんだが、コロナ禍を境に、クリエイター視点での作業環境や市場の変化を感じているという。今回は、2021年の実写VR制作現場のリアルについて、話を聞いた。
2021/07/28
軸はコミュニケーション AIで自由な会話を楽しめるロボット・RomiのUXデザイナーが開発のこだわりを語る
2020年6月に200台限定で先行販売し、約1ヵ月で完売。2021年4月に満を持して一般販売をスタートしたロボットがある。会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット「Romi(ロミィ)」だ。そんなRomiを開発したのは、SNS「mixi」やスマホゲームアプリ「モンスターストライク」などを生み出してきたミクシィ。スマホを媒介としたサービスやプロダクトを世に送り出してきたミクシィが、なぜロボット開発に着手したのか。サイズや機能のこだわりとは。UXデザイナーとして開発に携わった竹本芽衣...
2021/07/12
「すべてが転機」 制作会社、事業会社、起業と経験したnewn上谷さんのキャリア選びを振り返る
デザイナーとしてのキャリアをどう歩むべきか――。デザイナーであれば、一度は考えたことのあるテーマなのではないだろうか。今回話を聞いたのは、デザイナーの上谷真之さん。制作会社からキャリアをスタートし、事業会社、起業、フリーランスと多様なバックグラウンドを持つ人物だ。現在は、小柄女性向けブランド「COHINA」、オンライン専門チーズケーキ店「Mr. CHEESECAKE」などD2Cブランドの企画・運営を行うnewnに所属し、プロダクトマネージャー兼デザイナーとして、コーポレートブランディングや新規...