著者情報

  • 井上晃

    ITライター・エディター。モバイル業界を中心に取材し、IoTやロボットなどを含め、多岐にわたるテーマの記事を雑誌やWebメディアで執筆。雑誌・ムックの編集にも携わる。

執筆記事

2024/04/23 New

方針転換により大きく改善 UCC上島珈琲流、SNS運用の裏側

 今回、SNS運用やそのクリエイティブについて話を聞いたのは、UCC上島珈琲のブランドマネジメント部コミュニケーションチーム。「アプローチを切り替えてから明らかに効果を実感している」と語る同チームのメンバーは何を意識したのだろうか。その取り組みや裏側にある考えを探った。

2024/04/05

リモート下でも職場と同じ描画体験を提供するために ワコムの新機能「Wacom Bridge」開発の裏側

 ワコムが今年1月17日にリモート環境下でのペン入力最適化機能「Wacom Bridge(ワコムブリッジ)」をリリースした。これは、リモートアクセスソリューション「Splashtop(スプラッシュトップ)」を提供するスプラッシュトップ社と共同で開発された新機能で、リモート環境下での描画体験を向上させるもの。Splashtop Business PerformanceおよびSplashtop Enterpriseと、ワコムブランドのプロフェッショナル向けペンタブレットを組み合わせることで利用できる...

2024/01/30

九州に根差す「welzo」が企業リブランディングを実施 その覚悟の裏側を経営陣とクリエイターが語る

 九州に根差す農園芸の専門商社「ニチリウ永瀬」は、創業100年を機に2023年1月に企業名を「welzo(ウェルゾ)」に変更するなど、大規模なコーポレートリブランディングを行った。今回はこのプロジェクトの裏側を探るべく、welzoで取締役をつとめる後藤基文さんと、当時POOL incのクリエイターとして伴走した内島来さんにインタビューを実施。今回のリブランディングを企業とクリエイターはどのように進めていったのか。両社の視点から、その過程を追ってみよう。

2024/01/18

ポッキーなど各ブランドとは別に会社公式アカウントを運用 江崎グリコ流、SNS活用とは

 江崎グリコといえば、言わずと知れた日本の菓子メーカーの1社。創立は1922年で、大阪府大阪市に本社を置く。ポッキーやプリッツ、ビスコなどロングセラーのお菓子以外にも、冷菓や飲料、サプリメントなどを幅広く取り扱っていることも特徴だ。そんな同社は2022年12月に「デジタル推進部」を新設。黎明期ともいえる時期から行っていたSNS運用にもいっそう力を入れているという。今回はデジタル推進部に所属する桑原拓己さんにインタビューを実施。同社におけるSNS運用の考えかたについて話を聞いた。

2023/12/25

“互いに”感覚に任せないものづくりを アクアリングと中部国際空港がUXリサーチを用いて行ったサイト刷新とは

 2023年11月16日、東京ビックサイトにて開催された「Adobe MAX Japan 2023」において、アクアリングのディレクター兼UXリサーチャーである宮崎アツムさんとプロジェクトマネージャーの古田康浩さん、中部国際空港の千葉貴道さん、村松洋文さんが登壇。「UXリサーチによるWeb構築事例『手のひらのセントレア』」と題したセッションを行い、中部国際空港セントレアのウェブサイト構築におけるUXリサーチの手法について解説した。同セッションの概要を追いながら、UXリサーチのエッセンスを探ってみ...

2023/11/06

今メタバースはどうなっている? その可能性と次世代技術への向き合いかたをクリエイターが語る

 「メタバース」について、数年前のような投機的なバブルは落ち着きつつある一方、Metaが10月10日に「Meta Quest 3」を発売したり、Appleも2024年に「Apple Vision Pro」の発売を控えていたりとXR関連のデバイス市場ではいまだに強いキーワードだ。同時に新しい風も吹きつつある昨今、クリエイターは今のメタバース市場のビジネスチャンスをどのように捉えていけば良いだろうか。今回は、XR・メタバース領域の技術を用い、さまざまなコンテンツ企画制作を手がけるCHAOSRUの代表...

2023/10/12

「じゃがりこ」とSUZURIのパッケージデザインコンテストが好調 背景から見えたクリエイターコラボのヒント

 2023年8月から9月にかけて、GMOペパボが展開するオリジナルグッズ作成・販売サービスのSUZURI byGMOペパボ(以下、SUZURI)とカルビーの「じゃがりこ」がコラボし、パッケージデザインを募集するコンテストが行われた。本コンテストは、SUZURIのもつ画像合成技術を活用して作品を募集し、上位3作品のデザインは、2024年夏ごろより全国での期間限定発売を予定していることもあり、SUZURIのコンテストとしてもこれまでにない盛りあがりを見せていたという。今回は、カルビーで「じゃがりこ」...

2023/09/19

コンテンツはすべて内製、グローバルに向けても発信 アルコールマーカーブランド・COPIC流SNS活用術とは

 デザインやイラスト、アートなどの領域で高品質なアルコールマーカーとして知られるコピックだが、Instagramの公式アカウントをグローバル向けに設けるなど、SNSアカウントの運用に工夫を凝らしているブランドでもある。そんなコピックを展開するトゥーマーカープロダクツで、SNS運用を担うマーケティング部でマネージャーをつとめる郡山綾佳さん、おもに海外向けアカウントの運用やマーケティング・プロモーションを担当する樋口毅さん、コピックの日本語版X(旧Twitter)、Instagramの投稿を担う小谷...

2023/07/27

会話を重視した「Threads」はどう使う? その特徴や活用のヒントをSNSマーケのプロに聞く

 昨今、Twitterの急進的な舵取りが危惧され、代替となるSNSをユーザーが模索している風潮がある。ここぞと分散型の思想や設計をうたう新興SNSにスポットライトが当たるなか、日本時間の7月6日に、Metaが新たなテキストベースのSNS「Threads(スレッズ)」の提供を開始。同サービスは提供開始から5日で登録者数が1億人を超えるなど、急速な伸びを見せている。そんなThreadsと、企業やクリエイターはどのように向き合えば良いのだろう。SNSマーケティングを支援するホットリンクの北原一輝さん、...

2023/07/05

3つの変化が同時に起こる今、クリエイターはテクノロジーとどう向き合うべきか けんすうさんがヒントを語る

 昨年11月末に「ChatGPT」が登場したことを機に、生成AIをはじめとしたさまざまなAI関連サービスが続々と登場している。そんな今、クリエイターはどのようにテクノロジーをとらえ、この激動とも言える時代に臨めばよいのだろうか。今回は、きせかえできるNFT「sloth(すろーす)」、漫画制作サポートAI「コミコパ」など、クリエイティブ活動を加速させるためのサービスを展開しているアル株式会社で代表をつとめる古川健介(けんすう)さんにインタビューを実施。クリエイターが進む道のヒントを探っていこう。

2023/05/26

議論の論点は?クリエイターが留意すべきことは? 生成AI活用における著作権の勘所を柿沼弁護士に聞く

 2022年の後半から「生成系AI(ジェネレーティブAI)」と言われるAIによって作品を自動生成するツール群が盛り上がりを見せている。こうしたツールを使えば、画像やテキスト、動画にいたるまで一瞬で生成することができるため、クリエイターのアプローチにも大きな変化を生みつつある。同時に、こうしたツールを活用した創作物の権利について議論も起こっている。そこで今回は、AIを扱ううえでおさえておかなければいけないポイントやAIにまつわる著作権の現状について、スタートアップ法務およびデータ・AI法務を専門と...

2023/05/17

SNSでバズは狙わない ロート製薬が運用で大切にしている考えかたには、支持される理由が詰まっていた

 認知拡大、ブランディング、販促、コミュニケーションなど、さまざまな目的で企業が活用することも当たり前になったSNS。だが、企業アカウントを作成したものの、思うような成果を得ることができずに苦戦している企業は多いのではないだろうか。そんな悩みを持つ人のヒントになりうるのが、ロート製薬のSNS活用だ。フォロワー数は21万人を超えるTwitterをはじめ、Instagram、TikTok、note、Facebook、さらにはVTuberなどにも取り組んでいる。ロート製薬がどのようにこれらのSNSを運...

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