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執筆記事

2021/01/22

理想は「UI/UXが良いと言われなくなること」 wevoxのデザイナー陣が日々意識していることとは

 組織を良くすることは難しい。その理由のひとつが、定量的にその変化を感じることが難しいからではないだろうか。そんな組織が抱える課題にアプローチしているのが、People Tech事業を運営するアトラエだ。同社が提供・運営しているIT/Web業界に強い求人メディア「Green(グリーン)」、人工知能を活用したビジネスパーソン向けのマッチングアプリ「yenta(イェンタ)」、エンゲージメント解析ツール「wevox(ウィボックス)」のなかから、今回話を聞いたのはwevoxに関わるデザイナー陣。デジタル...

2021/01/18

コンサルタントからデザイナーに抜擢 「モチベーションクラウド」杉江さんが意識する時間軸と空間軸とは

 2000年に創業し、組織人事コンサルティングの領域でさまざまな組織や人事の課題を解決してきたリンクアンドモチベーション。コンサルティングのみならず、組織開発のためのクラウドサービスの開発・提供も行っている。そのうちのひとつ、「モチベーションクラウド」と呼ばれる国内初の組織改善クラウドで、社内初のインハウスデザイナーとして活躍しているのが杉江美祥さん。新卒で入社し、コンサルタントとしてお客さまの組織変革のサポートに4年間従事したのち、未経験ながらデザイナーに抜擢された人物だ。そんな杉江さんは日々...

2021/01/08

スクエニ社内に眠る一般未公開の作画を活用 「オンライン展示会」の裏側と若手デザイナーの気づきとは

 『ファイナルファンタジー』(以下、FF)、『ドラゴンクエスト』、『キングダムハーツ』など多数の人気ゲームタイトルをもつスクウェア・エニックスに、社内のクリエイターをマネジメントする専門部署「クリエイティブ推進部(以下、クリ推)」があるのをご存知だろうか。そんなクリ推が2020年秋から、世にでていない絵を含めた著名ゲームのアートワークを社内向けに披露するべく開催している「オンライン展示会」を開催した。スクエニはなぜ“インナー向け”の展示会を開催することにしたのか。実際に展示を行ったクリエイターの...

2020/12/21

UIデザイナー兼UXリサーチャーが課題と向きあい得た気づきとは Chatwork・仁科さんが語る

 メール、電話、会議・訪問など仕事で必要なコミュニケーションをより効率的にするクラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork(チャットワーク)」。2020年11月末日時点で導入企業は29万3,000社をこえる。チャット機能、タスク管理、ファイル管理、ビデオ/音声通話など、ビジネスコミュニケーションを円滑にする機能を備えている。いくつかの企業を経て、Chatworkにたどり着いた仁科智子さんは現在、UIデザイナー兼UXリサーチャーとして業務に携わっている。いま感じている課題を解決するべく、チー...

2020/11/30

豊富な機能をもつB向け製品だから意識していることとは ブレインパッドのデザインを支える4名が語る

 ビッグデータの活用やデジタルマーケティングに強みをもつブレインパッド。主力製品のひとつでもある自社開発データビジネス・プラットフォーム「Rtoaster(アールトースター)」の特徴ともいえるのが、各企業にパーソナライズするための多彩な機能だろう。データの統合や外部ツールとの連携はもちろん、コンテンツの解析、自動セグメント分析、アプリ接客にいたるまで、30を超える機能を搭載している。マーケティング関連製品というと一見難しそうなイメージを持たれがちだが、さらにこれだけ豊富な機能を有しているRtoa...

2020/11/18

既存事業を新規開発の手法でリニューアル 新生「FINDJOB!」誕生の軌跡をPMとデザイナーが語る

 1997年にIT・Web業界に特化した転職サイトとしてリリースされた「Find Job!」が、今年9月にフルリニューアルを行った。コンセプトやサービス名称・表記、ウェブサイトの刷新、新機能の追加など、これほど大規模な抜本的リニューアルはサービス開始以来のことである。老舗転職サイトの23年にして初のフルリニューアルはどのように行われたのか。その背景には、チームメンバーが壁にぶつかりながらも乗り越えてきたたくさんの試行錯誤があった。

2020/10/29

デザイナーとして生き残るために 元ミクシィ・現LAPRAS平澤さん流、戦略的キャリアチェンジ論

 自分のキャリアをどのように積み重ねていくか。多くの社会人が一度は考えたことのあるトピックだろう。そんなキャリアについて「戦略的に考えてきた」と語るのは、デザイナーの平澤克幸さん。制作会社、広告代理店、大手事業会社、ベンチャー企業と、約20年にわたってさまざまな場所でキャリアを積んできた人物だ。平澤さんはなにを考え、働く環境を選択してきたのか。その経歴を振り返ってみると、デザイナーがキャリアを形成するうえでのヒントが見えてきた。

2020/10/26

コロナ禍でも“スタンス”は変わらない 龍崎翔子さんと鳥羽周作さんが考える「体験の価値」とは

 今年9月にnoteは「note CREATOR FESTIVAL」を開催。本記事では、HOTEL SHE,などを手掛けるホテルプロデューサーの龍崎翔子さん、レストラン「sio」のオーナー・鳥羽周作さん、モデレーターにnoteプロデューサーの最所あさみさんが登壇したセッション「体験価値のニューノーマル」の様子をお届けする。ブレることなく独自のバリューを生み出し続ける龍崎さんと鳥羽さんは、店舗やリアル空間における体験価値が変わりつつあるいまをどう捉えているのだろうか。

2020/10/14

着想を得たのは「パラリンピアン」 Zoffのリブランディングで佐藤夏生さんはなにを考えていたのか

 創業20周年を迎える2021年に向け、インターメスティックは、メガネブランド「Zoff(ゾフ)」の新たなブランド戦略「Eye Performance」を打ち出した。今回のリブランディングは、クリエイティブディレクターの佐藤夏生さんが率いるEVERY DAY IS THE DAYと協業、新ブランドメッセージやブランドステートメント、ブランドロゴを制作した。佐藤さんは、前職の博報堂ではエグゼクティブクリエイティブディレクターとして国内外のさまざまなブランディングに携わってきた。今回のZoff初とな...

2020/10/05

200社超が導入するチャットボット「BOTCHAN」に思想を吹き込む、新卒2年目のUXデザイナーの今

 2011年に創業したwevnal。それを支える主力事業のひとつとなっているのが、チャットボットプラットフォーム「BOTCHAN」だ。販売開始から約2年半を経た現在、導入企業数は200社を超える。LINEやFacebookメッセンジャーと連携したり、ウェブサイトに直接設置したりすることが可能。ユーザーの行動や状況を「見える化」し、顧客のニーズに応じたマーケティングの実現を目指している。今回話を聞いたのは、BOTCHANのUXデザイナー・谷口友梨さん。なぜwevnalへの入社を決めたのか。また新卒...

2020/09/23

週の半分以上を割くことも 「ソーシャルPLUS」ひとりめのデザイナーがビジネス側にも深く関わるワケ

 フィードフォースは、データフィード統合管理プラットフォーム「dfplus.io」やGoogle ショッピング広告の自動運用ツール「EC Booster」など、5つのBtoB向けサービスを展開している。そのなかのひとつ、ソーシャルログイン・ID連携サービス「ソーシャルPLUS」にひとりめのデザイナーとして加わったのが、UX/UIデザイナーの勝田茜さんだ。プロジェクトの進行や要件定義、UIの設計、ときにはサービスリリースに必要な文面の作成など、デザイナーという肩書きにとどまらない活躍を見せている。...

2020/09/14

ツールだけを学んではいけない サイト改善に取り組みたいデザイナーのはじめの一歩を、分析のプロが語る

 「デザインシンキング」や「アートシンキング」などの言葉が広まり、ビジネスの現場でデザインの考えかたが求められるシーンが増えてきた。同時にクリエイティブの現場でも、マーケティングをはじめとしたビジネススキルが必要なシーンも増加しているのではないだろうか。そんななか今年の6月、サイト改善のなかでも“デザイン”に焦点をあてた『コンバージョンを上げるWebデザイン改善集』(マイナビ出版 、2020年)が刊行された。なぜ本書ではデザインにフォーカスしたのか。またサイト改善について学びたいデザイナーは、な...

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