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執筆記事
2024/09/20
JCBがゼロから始めたデザインシステム構築 その裏側をデザインチーム発足から振り返る
企業やブランドとして一貫した体験を提供したり、デザイン業務の効率化などに効果を発揮したりすることからも、着手する企業が増えている「デザインシステム」。今回話を聞いたのは、2022年7月に発足したデザインチームを中心にデザインシステム構築に取り組んだ、日本発唯一の国際カードブランドを運営する「ジェーシービー(以下、JCB)」だ。さまざまな事業を展開するJCBは、どのようにデザインシステム構築を進めていったのか。ゼロからの構築だからこそ意識した点とは――。JCBの担当者3名と、本プロジェクトに伴走...
2024/07/29
「交わる場所」がアイデンティティ サンフランシスコ在住の灰色ハイジさんが語るデザイナーのキャリア選び
どこで働くのか。どうやって働くのか。なにを生業とするのか。大切にしたいことはなにか――。働きかたの選択肢が広がっているのは、もちろんデザイナーも例外ではない。今回は、アメリカ・サンフランシスコ在住のビジュアルデザイナー 灰色ハイジさんに現地インタビューを実施。現地での就職活動やキャリア選択の軸などについて話を聞いた。
2024/07/05
「ストラテジー」と「実装」の経験が導くブランドの未来――I&CO Tokyo 新代表 近藤まり子さん
「We help brands navigate change - 3年後にあるべき仕組みを、今つくる」を掲げるグローバル・イノベーション・ファーム「I&CO」。その東京オフィスとして2019年7月に立ち上げられた「I&CO Tokyo」は、5周年を迎えるこの7月に新たな代表就任を発表。任されたのは、近藤まり子さんだ。今回は近藤さんが歩んできたキャリアを振り返りながら、P&G、日本マクドナルド、LEXUSなどと伴走するなかで感じたブランド成長のカギ、これからのクリエイタ...
2024/06/20
ブランディングにおけるマンガの強みと“日本”でコンテンツをつくる強さとは 京都芸術大学・矢野教授に聞く
美術工芸、情報デザイン、舞台芸術、映画など、芸術に関わる領域を幅広くカバーする京都芸術大学。近年、卒業生の3人にひとりがプロのマンガ家として生計を立てているのが、キャラクターデザイン学科のマンガコースだ。その学科長をつとめる矢野浩二教授は、IT企業に入社後、事業企画や経営企画本部長を歴任したあと独立。映像やウェブ制作、舞台演出を手掛けるなど自らもクリエイターとして活動しながら、さまざまな企業のブランディングに携わってきた人物だ。そんな経歴をもつ矢野教授がなぜマンガに魅力を感じたのか。マンガが持...
2024/04/12
再評価されるのは「人間の創造性」 これからの時代に必要な「AIクリエイティブディレクター」とは
2023年、ビジネスシーンや日常を大きく賑わせた「AI」。クリエイターやクリエイティブ制作の現場は、とくにその存在を無視することはできないだろう。クリエイターはAIに対しどのような思考を持てば良いのか。そして、人間にはいったい何ができるのか。そのヒントと示唆を与えてくれたのは、2024年3月に開催されたオフラインイベント「Creators MIX 2024」で講演を行ったミリモルホールディングスの河野 貴伸氏。河野氏がこれからの時代に必要だと考えるクリエイターの役割「クリエイティブAIディレク...
2024/04/08
【2024年度上半期に向けて】CreatorZineで今期とくに注力していく3つのトピックをお伝えします
2024年度上半期がスタートしたことを受け、編集部より、今期CreatorZineで注力していきたい3つのトピックをお伝えします。
2024/03/29
広告クリエイティブに必要な「マジック」と「記憶」とは――東畑幸多氏×博報堂 小島翔太氏[レポート]
生成AIのムーブメントにより、ビジネスシーンをはじめクリエイティブを取り巻く環境は変革のときを迎えている。そんな今、クリエイティブにできることは何か。クリエイティブが大きな役割を果たす広告には何が求められているのか――。そのヒントを探るべく、CreatorZine編集部が主催したオフラインイベント「Creators MIX 2024」の基調講演には、テレビCMなどの広告やデジタル起点の施策などさまざまなアウトプットを生み出してきたクリエイティブディレクター2名が登壇。サントリー天然水「大自然よ...
2024/03/27
一流ブランドとして花道を歩く姿を夢見て 「直感」と「美意識」を携えて進むマツダ前田さんの生き様【後編】
日本の自動車メーカー「マツダ」のデザインとブランドを語るうえで、避けてとおることができない人物がいる。前田育男さんだ。1982年に入社し、2009年からはデザイン本部長、執行役員、2016年からは常務執行役員をつとめ、現在はシニアフェロー ブランドデザインとして活躍している。後編では、タッチポイントのデザイン、ブランドづくりの哲学、「美」へのこだわりなどについて深掘りしていく。
2024/03/25
マツダを一流のブランドに 前田育男さんが「魂動」と「SHINARI」で表現したかったもの【前編】
日本の自動車メーカー「マツダ」のデザインとブランドを語るうえで、避けてとおることができない人物がいる。前田育男さんだ。1982年に入社し、2009年からデザイン本部長、執行役員、2016年からは常務執行役員をつとめ、現在はシニアフェロー ブランドデザインとして活躍している。前編では、デザイン哲学「魂動(KODO)」やビジョンモデル「SHINARI(靭)」誕生の背景、デザイントップとしての取り組みやその裏側にあった思考に迫る。
2024/03/19
共通点は武器に、異なる考えは学びに 「LYPプレミアム」開発の裏側をLINEヤフーのデザイナーが語る
2023年10月1日。ヤフーとLINEはひとつの会社に統合され、「LINEヤフー株式会社」として新たなスタートを切ったことが大きな話題を集めた。そんな同社が、LINEヤフーとしてリリースした注目のサービスが「LYPプレミアム」である。デザイナーは本サービスにどのように関わり、どんなこだわりを詰め込んだのか。その裏側を追ってみると、「LINEヤフー」としての強みが見えてきた。