著者情報

  • 大森大祐

    フリーランスフォトグラファー。
    日大芸術学部写真学科卒業。
    雑誌「パーゴルフ」カメラマンからフリーランス。
    ファッション、タレント、ホテル、ブライダル、ゴルフ、ライブ、商品撮影など。

執筆記事

2024/11/08

[前編]なぜ富士フイルムはデザインに期待するのか センター長が語る、デザイナーを覚醒させた環境づくり

 会社として過去最多となる27製品が「iFデザイン賞2024」を受賞。2024年度グッドデザイン賞では37製品が「グッドデザイン賞」を受賞し、企業としての受賞数は全受賞企業のなかでもトップ。かつ最多受賞は6年連続を記録。デザイン賞の記録からもわかるように、近年大きな存在感を示しているのが富士フイルムだ。フィルムの会社として知られていた同社だが、現在ではカメラや医療機器、複合機、化粧品など、現在では多岐にわたる製品やソリューションを展開。そんな富士フイルムで、約100名が所属するデザインセンターを...

2024/11/07

なぜ受託制作でも裁量が大きいのか クラスターのCGデザイナーとCOOがメタバース制作の勘所を語る

 メタバースと聞くと「ゲーム」や「エンターテイメント」領域での活用を連想する人も多いかもしれない。だが、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」を運営するクラスター株式会社が現在注力しているのは、メタバースを活用し「企業の課題解決」を行うBtoB領域だ。今回話を聞いたのは、日々クライアントの課題と向き合うCGデザイナー・柴垣圭汰さんと、エンタープライズ部門を立ち上げた取締役COOの成田暁彦さん。クライアントワークで心がけていることやメタバース活用で成果を出すポイント...

2024/11/06

ブランドの世界観が企業の優位性を生み出す――VALM・北原さんと博報堂・小山さんが語る事業デザイン論

 博報堂のクリエイターたちが、「今会いたい有識者」と語り合う対談シリーズ。第1回となる今回は、昨年オールシーズンいつでもプールを楽しむことができるプールクラブをテーマにしたホテル「BOTANICAL POOL CLUB」を千葉県鋸南町に開業し話題となったVALM代表の北原耕太郎さんと、博報堂のアートディレクター・小山秀一郎さんが登場します。これまでにない体験を提供する事業はどのように生まれたのか。両者が考える事業づくりにおけるクリエイティブ、ブランディングの重要性とは――。

2024/11/05

デザインを取り巻く機運の変化、どう感じてる? 5周年を機に、JDNの編集者とざっくばらんに話してみた

 2024年10月31日にメディア本オープン5周年を迎えたCreatorZine編集部では、デザイン情報サイト「JDN」、求人サイト「デザインのお仕事」、進学情報サイト「デザインノトビラ」などで編集を担当するお三方と座談会を実施。編集者の視点で、「デザイン」にまつわる機運の変化などについてざっくばらんに語りました。

2024/10/25

なぜ羽山祥樹さんが魅了されたのか 生成AIでUXリサーチを変革する発話分析ツール「toitta」とは

 プロダクトづくりで欠かせないプロセスである「UXリサーチ」。教科書や講座も多いものの、企業で実践するには障壁も多い。株式会社はてなは、UXリサーチにおけるユーザーインタビュー分析を効率化する新たなプロダクト「toitta(トイッタ)」をローンチ。生成AIを活用して発話内容を分解・抽象化し、ユーザー心理を明らかにするまでのプロセスを支援する。toittaは、UXリサーチのどのような課題を解決するのか。UXデザインの専門家・羽山祥樹さんはなぜtoittaに感動したのか。「toitta」の事業責任者...

2024/10/21

入社4年目のデザイナーが経営チームに ウエディングパークの新役職「BDO」が実感した経営視点の勘所

 ウエディングパークでは、昨年10月に新たな役職「BDO(Beyo-nd Design Officer)」を設置した。この役職には、デザインの力で経営に貢献するという大きな期待が込められている。その初代BDOとして抜擢されたのは、入社4年目のデザイナー 笹原光さんだ。同社がこの役職を設置した背景や具体的な取り組み、デザインで経営に貢献するための考えかたについて、笹原さんに聞いた。

2024/10/07

未経験から衣食住のクリエイティブディレクションを極めた石崎圭一さん はみ出し続ける情熱とその戦略とは

 さまざまな領域で活躍するクリエイターを招き、企業とクリエイターのマッチングサービス「オプサー」を展開するヒューリズムのCOO 諸石真吾さんが、そのキャリアや作品を深掘りしていく本コーナー。今回は、異色のキャリアを歩んできたアートディレクターの石崎圭一さんに話を聞きました。

2024/09/26

急成長するショートドラマ市場 その今をクリエイター集団「ごっこ倶楽部」に聞いた

 昨今、ショートドラマがTikTokなどのSNSを中心に視聴回数を伸ばしている。クリエイターとして、そんなショートドラマのポテンシャルをどのように捉えておけば良いだろうか。今回は、縦型ショートドラマを制作するクリエイター集団「ごっこ倶楽部」を展開する株式会社GOKKOの代表取締役 田中聡さんにインタビューを実施。ショートドラマ制作の現在と未来について尋ねた。

2024/09/20

JCBがゼロから始めたデザインシステム構築 その裏側をデザインチーム発足から振り返る

 企業やブランドとして一貫した体験を提供したり、デザイン業務の効率化などに効果を発揮したりすることからも、着手する企業が増えている「デザインシステム」。今回話を聞いたのは、2022年7月に発足したデザインチームを中心にデザインシステム構築に取り組んだ、日本発唯一の国際カードブランドを運営する「ジェーシービー(以下、JCB)」だ。さまざまな事業を展開するJCBは、どのようにデザインシステム構築を進めていったのか。ゼロからの構築だからこそ意識した点とは――。JCBの担当者3名と、本プロジェクトに伴走...

2024/09/17

ヤンマーが取り組むTikTok運用の裏側 もっとも成果がでた施策とは

 認知拡大、ブランディング、販促、コミュニケーションなど、さまざまな目的で企業が活用することも当たり前になったSNS。ただ、企業アカウントを作成したものの、思うような成果を得ることができずに苦戦している企業も多いのではないでしょうか。本コーナーでは、そんなSNS活用で成果を出している企業やブランドの取り組みから、そのヒントを探っていきます。今回はSNSのなかでもTikTokにフォーカス。ヤンマーでTikTokの運用を担当する岡本恵里奈さんに、意識していることや成果が出たコンテンツなどについて聞き...

2024/08/28

従来のマンガと何が違うのか 講談社からWebtoon業界に転向したSTUDIO ZOON・村松編集長がリアルを語る

 従来のマンガとは異なり、スマートフォンを縦にスクロールして読む「Webtoon(ウェブトゥーン)」。電子書籍市場で存在感を示しつつあり、中国の市場調査機関「QYリサーチ」によると、2022年に約5,500億円だった市場規模は、2029年に4兆円規模まで拡大すると言う。そんなWebtoon業界へ出版社から転身した人物がいる。新卒で講談社に入社し、「週刊少年マガジン」「月刊少年ライバル」「ヤングマガジン」「モーニング」などで編集を担当した村松充裕さんだ。現在はサイバーエージェントの縦読み漫画コンテ...

2024/07/05

「ストラテジー」と「実装」の経験が導くブランドの未来――I&CO Tokyo 新代表 近藤まり子さん

 「We help brands navigate change - 3年後にあるべき仕組みを、今つくる」を掲げるグローバル・イノベーション・ファーム「I&CO」。その東京オフィスとして2019年7月に立ち上げられた「I&CO Tokyo」は、5周年を迎えるこの7月に新たな代表就任を発表。任されたのは、近藤まり子さんだ。今回は近藤さんが歩んできたキャリアを振り返りながら、P&G、日本マクドナルド、LEXUSなどと伴走するなかで感じたブランド成長のカギ、これからのクリエイタ...

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