著者情報
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フリーランスフォトグラファー。日大芸術学部写真学科卒業。雑誌「パーゴルフ」カメラマンからフリーランス。ファッション、タレント、ホテル、ブライダル、ゴルフ、ライブ、商品撮影など。
執筆記事
2024/03/25
マツダを一流のブランドに 前田育男さんが「魂動」と「SHINARI」で表現したかったもの【前編】
日本の自動車メーカー「マツダ」のデザインとブランドを語るうえで、避けてとおることができない人物がいる。前田育男さんだ。1982年に入社し、2009年からデザイン本部長、執行役員、2016年からは常務執行役員をつとめ、現在はシニアフェロー ブランドデザインとして活躍している。前編では、デザイン哲学「魂動(KODO)」やビジョンモデル「SHINARI(靭)」誕生の背景、デザイントップとしての取り組みやその裏側にあった思考に迫る。
2024/03/19
共通点は武器に、異なる考えは学びに 「LYPプレミアム」開発の裏側をLINEヤフーのデザイナーが語る
2023年10月1日。ヤフーとLINEはひとつの会社に統合され、「LINEヤフー株式会社」として新たなスタートを切ったことが大きな話題を集めた。そんな同社が、LINEヤフーとしてリリースした注目のサービスが「LYPプレミアム」である。デザイナーは本サービスにどのように関わり、どんなこだわりを詰め込んだのか。その裏側を追ってみると、「LINEヤフー」としての強みが見えてきた。
2024/03/08
私ができることで依頼にふさわしいものを表現――デザイナー/イラストレーター/コラージュ作家 さじきまいさん
活躍を続けるクリエイターたちは、キャリアと活躍のフィールドをどのように切り拓いてきたのだろうか。今回は、企業から独立し、現在はフリーランスのデザイナーとして活動するさじきまいさんにインタビュー。コラージュ技法を使ったユニークなクリエイティブが特徴のさじきさんは、CDジャケットからビジネス雑誌のビジュアルまで、幅広いジャンルを手がけている。どのようにしてその独自のキャリアを切り開いてきたのか。キャリアの軸や、クライアントとのクリエイティブづくりで大切にしていることなどを伺った。
2024/02/27
首相官邸のCDを経て起業し現在は映画監督も “個人の力”で切り開く、recri栗林嶺さんのキャリア[後編]
ダンスに明け暮れた学生生活を過ごし、早稲田大学の政治経済学部を卒業。電通にクリエイターとして入社し、HONDAやディズニー、地方創生などの案件に携わったのち、2020年から首相官邸のクリエイティブディレクターに就任。その後、エンタメや芸術をより身近なものにするための仕組みをつくるスタートアップ「recri」を起業。映像監督業も行っており、2021年に手がけたショートフィルム『gingerale』は映画祭にもノミネートされた栗林嶺さん。後編では、起業に至った背景や覚悟、キャリア選びの軸、日本の芸...
2024/02/26
電通や首相官邸でクリエイティブディレクターも 得た気づきや企画の勘所を、recri栗林嶺さんが語る[前編]
ダンスに明け暮れた学生生活を過ごし、早稲田大学の政治経済学部を卒業。電通にクリエイターとして入社し、HONDAやディズニー、地方創生などの案件に携わったのち、2020年から首相官邸のクリエイティブディレクターに就任。その後、エンタメや芸術をより身近なものにするための仕組みをつくるスタートアップ「recri」を起業。映像監督業も行っており、2021年に手がけたショートフィルム『gingerale』は映画祭にもノミネートされた。そんなクリエイターとしても稀有な経歴の持ち主が、栗林嶺さんだ。なぜクリ...
2024/02/22
若手クリエイターは「今」をどう捉えているのか 博報堂プロダクツが語るデジタルプロモーションの勘所
総合制作事業会社「博報堂プロダクツ」には12の事業本部がある。なかでもデジタル領域のフラグシップ部門として、デジタルプロモーションにおけるプランニングやPR、SNSなどを企画から実施まで一手に担うのがデジタルプロモーション事業本部だ。今回話を聞いたのは、入社から一貫して「デジタル」を軸にクライアントの課題解決に取り組んできたプランナーの松田千広さんとプロデューサーの橋爪萌さん。若手のふたりは世の中の潮流をどのように捉えているのか。デジタル/SNS施策やプロモーション設計で意識しているポイントと...
2024/02/13
生成AIがもたらした変化の本質とは 今までの振り返りと2024年の注目トピックを山本覚さんが語る
生成AI元年と言われた2023年。クリエイターにとってもどのように生成AIと付き合っていくべきか、頭を悩ませた人も多かったのではないだろうか。今回取材をしたのは山本覚さん。東京大学松尾豊教授のもと人工知能(AI)を専攻し、現在は電通デジタルで執行役員 データ&AI部門の部門長として、同社のAI関連ソリューションに関わる人物だ。2023年、生成AIはビジネスやクリエイティブ制作にどのような変化をもたらしたのか。今後はビジネスシーンにどんな影響を与えていくのか。クリエイティブ面にも触れなが...
2024/01/12
なぜ「想像以上」の成果が出せたのか にじさんじ×味ぽんコラボから見えた成功のヒントとVTuberの可能性
Instagram、X、TikTok、YouTubeとさまざまな形でクリエイターとコラボレーションをしてきた味ぽんが次の一手に選んだのは、VTuberを起用した取り組み。にじさんじ所属のVTuber4名と「味ぽんの料理対決」をテーマにライブ配信をするというものだ。なぜ今回の施策を行うに至ったのか。企画の際にブランドとして心がけたこととは。本施策を主導した味ぽん担当者の吉岡真優さんに話を聞いた。
2024/01/09
NECのCDO勝沼さんの取り組みから、「デザインに投資してほしい」と考える人がとるべき行動が見えてきた
CDOやCXOとして活躍するクリエイターに日々の取り組みなどについて取材をする本コーナー。今回登場するのは、NECでCDO(チーフデザインオフィサー)をつとめる勝沼潤さんだ。従業員12万人を抱える同社では、2023年4月に初となるCDOを設置。経営の一翼を担う役割を、デザイナーに任せるという決断をしたのには、どのような背景があったのだろう。その裏側には、デザインの力でNECブランドを輝かせるために行った、勝沼さんのさまざまなアクションがあった。
2023/12/22
「良いデザインを出せばいい」では意味がない HYPHEN 原健三さんのクリエイティブ論
現在活躍しているクリエイターの働きかたは実に多様で手がけるジャンルもさまざまだが、そのキャリアと活躍のフィールドをどのように切り拓いてきたのだろう。今回は広告制作会社から独立し、デザイン会社・HYPHENを創業した原健三さんにインタビューを実施。グラフィックへの興味を起点に、広告、パッケージ、アートなど自身が手掛けるクリエイティブの幅を広げてきた原さんに、多様なジャンルを手がけるおもしろさや普段の心がけなどについて話を聞いた。
2023/11/22
より良いコミュニティがプロダクトの成長を加速させる Notion CMOが語るマーケティング戦略とは
Notionというプロダクトにおいて、ユーザー同士のコミュニティの存在は大きい。柔軟性があり自由度の高いプロダクトだからこそ、クリエイティブな活用方法をユーザーが生み出しシェアすることが、プロダクト成長のカギなのだ。コミュニティとそのなかで活躍するユーザー=Notionクリエイターの存在、企業とコミュニティの関係などについて、来日していたNotion CMOのRachel Hepworth(レイチェル・ヘップワース)氏とNotion Labs Japan ゼネラルマネジャーアジア太平洋地域担当...
2023/11/06
今メタバースはどうなっている? その可能性と次世代技術への向き合いかたをクリエイターが語る
「メタバース」について、数年前のような投機的なバブルは落ち着きつつある一方、Metaが10月10日に「Meta Quest 3」を発売したり、Appleも2024年に「Apple Vision Pro」の発売を控えていたりとXR関連のデバイス市場ではいまだに強いキーワードだ。同時に新しい風も吹きつつある昨今、クリエイターは今のメタバース市場のビジネスチャンスをどのように捉えていけば良いだろうか。今回は、XR・メタバース領域の技術を用い、さまざまなコンテンツ企画制作を手がけるCHAOSRUの代表...